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JPEGとJPGの違いは? – PNGとの使い分けと、PDFを画像にするときの選び方

「JPEG形式で提出してください」と言われたのに、手元の画像は「.jpg」。これで大丈夫なのか迷ったことはありませんか。結論から言うと、JPEGとJPGはまったく同じ形式です。この記事では、拡張子が2つある理由と、PNG・HEIC・WebPとの違い、PDFを画像にするときの形式の選び方を解説します。

PDF→JPG変換を使う無料・登録不要。ファイルはアップロードされません。「画像圧縮」でサンプルの風景写真とグラフのPNGをJPGに変換した結果。写真は115KBから21KBに、グラフは21KBから32KBになった画面

JPEGとJPGは同じ形式

JPEG(ジェイペグ)は、写真の保存に広く使われている画像の形式です。名前は、この形式を定めた団体「Joint Photographic Experts Group」の頭文字から来ています。

「.jpg」と「.jpeg」は、どちらも同じJPEG形式のファイルに付く拡張子で、中身に違いはありません。画質もファイルサイズも同じです。ほかに「.jpe」「.jfif」という拡張子が付いていることもありますが、これもJPEG形式です。

拡張子が「.jpg」と「.jpeg」の2つある理由

昔のWindows(MS-DOS)では、拡張子を3文字までしか付けられませんでした。そのため「.jpeg」を縮めた「.jpg」が使われるようになり、その習慣が今も残っています。Macやスマホでは「.jpeg」が付くこともあり、端末やアプリによって付く拡張子が違うだけです。

「JPEGで提出」と言われたら.jpgで大丈夫?

大丈夫です。「JPEG形式」「JPG形式」のどちらで指定されていても、.jpgと.jpegのどちらのファイルでも同じものとして扱われます。

ごくまれに、応募フォームが拡張子の文字だけを見て「.jpeg」をはじくことがあります。その場合は、ファイル名の最後の「.jpeg」を「.jpg」に書き換えれば、中身を変換しなくてもそのまま使えます(その逆も同じです)。

ただし、拡張子の書き換えで済むのはJPEG同士だけです。PNGやHEICのファイルの拡張子を「.jpg」に書き換えても、中身はJPEGにならず、開けなかったりエラーになったりします。別の形式からは、変換ツールで正しく変換してください。

JPG・PNG・HEIC・WebPの違い

よく見かける画像の形式を比べると、次のようになります。

主な画像形式の比較
形式得意なもの画質透明な背景使える場所
JPG(JPEG)写真、カラーの多いチラシ保存のたびに少し劣化する(非可逆圧縮)できないほぼすべての端末・フォーム
PNG文字、図、グラフ、スクリーンショット、ロゴ劣化しない(可逆圧縮)できるほぼすべての端末・フォーム
HEICiPhoneで撮った写真JPGより小さいサイズで高画質—Windowsや応募フォームでは開けないことが多い
WebPWebサイトの画像JPGより小さいサイズで同程度の画質できる古いソフトや一部のフォームでは使えない

JPGとPNGはどう使い分ける?

写真ならJPG

JPGは、写真のように色が細かく変わる画像を小さなファイルにするのが得意です。証明写真、スマホで撮った写真、写真の多いチラシなどはJPGが向いています。

文字や図ならPNG

JPGは、文字のふちのような色がはっきり変わる部分に、もやもやとしたノイズ(ブロックノイズ)が出やすい形式です。文字の多い書類、表やグラフ、スクリーンショットはPNGにすると、くっきり残ります。ロゴやはんこの画像のように、背景を透明にしたい場合もPNGを使います。

提出先の指定がある場合はそれに従う

応募フォームや申請サイトで「JPEG形式」と指定されている場合は、文字の多い画像でもJPGで出します。このとき、画質を高めに設定すると文字がにじみにくくなります。

PDFを画像にするときはどちらを選ぶ?

PDFを画像にするときも、考え方は同じです。

PDFを画像にするときの形式の選び方
PDFの中身・用途おすすめの形式使うツール
写真の多いチラシやパンフレットJPGPDF→JPG変換
LINEやSNSで送る、スマホで見るJPG(ファイルが軽い)PDF→JPG変換
文字の多い書類、表、図面PNG(文字がくっきり)PDF→PNG変換
スライドや資料に貼る図・グラフPNGPDF→PNG変換
「JPEG形式」と指定された提出物JPG(画質は「高画質」)PDF→JPG変換

ほかの形式からJPGにしたいとき

  • iPhoneの写真(HEIC):「HEIC→JPG変換」で、Windowsや応募フォームでも開けるJPGにできます
  • PNGやWebPの画像:「画像圧縮」で保存形式に「JPG」を選ぶと、JPGに変換しながらファイルサイズも小さくできます。JPGには透明な部分がないため、透明な部分は白になります
  • WordやPDFの書類:「Word→JPG変換」「PDF→JPG変換」で、ページを画像にできます

どのツールも、ファイルはサーバーにアップロードされず、お使いの端末の中だけで処理されます。

よくある質問

Q. JPEGとJPGはどちらが高画質ですか?

A. 同じです。拡張子の文字が違うだけで、中身はまったく同じJPEG形式です。

Q. .jpegを.jpgに変えても大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。ファイル名の最後を書き換えるだけで、そのまま開けます。ただし、PNGやHEICの拡張子を.jpgに書き換えても変換にはならないので、変換ツールを使ってください。

Q. JPGとPNGはどちらがファイルサイズが小さいですか?

A. 写真ならJPGのほうがかなり小さくなります。文字や図だけの単純な画像では、PNGのほうが小さくなることもあります。

Q. JPGを何度も保存すると画質が落ちますか?

A. 編集して保存し直すたびに、少しずつ劣化します。何度も編集する画像は、作業中はPNGで保存し、最後にJPGにするのがおすすめです。

Q. PDFを画像にするならJPGとPNGのどちらがいいですか?

A. 写真の多いPDFや、LINEで送るならJPG、文字や表の多い書類ならPNGがおすすめです。提出先に「JPEG形式」と指定がある場合はJPGを選びます。